後療法

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化学療法(FP:CDDP+5FU)


進行期の上咽頭がんに対して、放射線治療に引き続いて、シスプラチン(CDDP)とファイブエフユー(5FU)という抗がん剤を使用した化学療法が標準的治療と考えられています。

治療の方法は、まずシスプラチンは第1日目に点滴で投与します。

腎臓に負担がかかる薬なので、尿量を確保するために、前日から、及び抗がん剤投与終了後に水分の点滴をします。

次にファイブエフユーは第1日目のシスプラチン投与終了後から丸5日間、持続で抗がん剤を点滴で投与します。

上記を1コースとして、約4週間毎に繰り返し施行します。

3コース投与するのが基本ですが、副作用により少なくなる事があります。

副作用


腎障害、骨髄抑制・汎血球減少、下痢・脱水、ショック・アレルギー症状、聴力低下・難聴・耳鳴、悪心、嘔吐、食欲低下、脱毛、全身倦怠感、口内炎、末梢神経障害、肝機能の増悪、電解質異常、感染症、注射部位反応、薬剤の血管外漏出による皮膚・軟部組織障害、性腺機能低下、その他

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