緊急入院になる
・・・7月19日にブログを更新したら、その後からだんだんと体調が悪くなっていきました。
それでも、『がんばろう』と思っていたら熱も上昇し、結局また39度くらいになってしまいました。
入院と言われるのが嫌だったのですが、嫁に「週末(土日)に入るから先生に確認だけでもしよう」と言われて連絡する事になりました。
調子悪いならすぐに連絡すれば良いのはわかってはいますが・・・心配かけてすいません(-_-;)
主治医に連絡すると、「間質性肺炎の疑いや発熱の原因を調べる必要があります。おそらく入院になります。」と言われました。
嫁に付き添ってもらい緊急外来へ向かいました。
看護師がすぐに点滴を入れようとしましたが、脱水になっているせいか点滴が入りません。
結局、何回か刺してから右手にできました。
これから造影剤の検査もするという事で点滴の針は少し太い針なので何度も入れるのは痛かったです(´•ω•̥`)
その時の状態は咳、寒気、頭痛、発熱は38.3度でした。
まずは、血液検査を行い、腎機能調べてから、胸部レントゲンや造影剤を入れて全身をCTで撮影します。
腎機能が問題なかったので造影剤CTを行う事になりました。
造影剤は前にも使用した事がある薬でしたが、今回は発熱のせいか撮影後に嘔吐してしまいました。
造影剤も10回くらいは使ってますが、こんな風にもなるんですね。
決して100%安全なものなんて医療にはないと医師は言いますが、最近はその言葉がよくわかります。
そしてそのまま放射線病棟に入院となりました。
21時頃になり検査結果が出てから医師から説明を受けました。
主治医が疑っていたのは①薬剤性の間質性肺炎と②全身性の転移と③ウイルスか細菌という事でした。
全身性の転移ですか!?(;゚Д゚)!
言わなかったけど、実はそれも心配していたとの事でした。
検査結果としては・・・
血液検査では、前回よりもさらにCRP(炎症反応)は上昇していました。
そして、細菌やウイルスもチェックする為に血液培養や尿検査や痰検査をする事になりました。
画像のチェックは内科や耳鼻科の先生も確認してくれたそうですが、大きな問題はなさそうとの判断になりました。
ただ、副鼻腔炎が蝶形骨や篩骨まで広がっており、後鼻漏(常に鼻水が流れ出ている状態)によって咳が出やすくなっている可能性もあると言われました。
来週は耳鼻咽喉科も受診する事になりました。
とりあえず原因が確定はしないですが、点滴、痛み止め、咳止めを使う事になりました。
抗がん剤の副作用って訳ではないみたいですね。
手術や抗がん剤や色々と重なってるので疲れもあるのでしょうか。
子供から風邪が移った可能性もありますしね。
診断とは難しいものです(-_-;)
ただ、癌が悪くはなってないみたいだから良かったです。
消灯後の21時30分くらいに処置室から4人部屋に移りましたが、咳をしているのでかなり気を遣いました。
ですが、咳止めが効いてくると久しぶりに寝た気がしました。
朝には熱は下がっていましたが、咳はまた出てきました。
退院決定
主治医が来てくれました。
今回の発熱がウイルスでなければ副鼻腔炎か手術の影響ではないかと話されていました。
やっぱり抗がん剤ではないんですね。
飲んでから体調が悪くなったのに不思議な話ですね。
肺は問題なく、手術した背中にも膿はたまっていないとの事でした。
大きな問題はないという事になり、熱はありますが退院決定となりました。
急遽でしたが、悪いものはないと判断されるくらい細かく診てもらえたしありがたいですよね。
病院へ戻る
・・・退院して車で家に向かっていると病院から連絡が入りました。
なんだ!?(;゚Д゚)!
主治医からの連絡でした。
カンファレンスがあって追加の検査をする事になったので早めに戻ってきてほしいとの事でした。
怖いですよね!(;°ロ°)
そして、そのまま家にも帰らず再び病院へ。
昨日は放射線科でしたが、今回は整形外科にも診てもらう事になりました。
稀な病気ですが化膿性脊椎炎疑いを消したいそうです。
そこからの胸部や頭部への血行転移での髄膜炎などの疑いも消す為にMRI検査する事になりました。
放射線の主治医も同席してくれていましたが、主治医は当直してたからもう24時間は病院にいます。
整形外科の主治医も休日ですが来てくれて問題ないとの判断になりました。
同じ医療人として尊敬しています。
その分何かを犠牲にしているとは思うけど、その反面、僕みたいな救ってくれている。
感謝ですね。
結局、発熱の原因はわからないままですが、手術に影響が出るものではないと判断されました。
後は細菌検査で何か出てくるのでしょうか。
家に帰りましたが、その日の夜も39度くらいまで上がってしまいました。
もう10日間連続です。
疲れましたけど、何なのでしょうか。
これは言わなかったですけど、全身転移の可能性もあって怖かったと主治医が話していたのにはびっくりでした。
こんな感じの状態になったらその可能性もあるという事なのでしょうね。
ただ、それが否定されて良かったし、全身検査してくれて変わっていないと判断されたので安心もできました。