冷え性・貧血・肥満を改善する鮭の効果

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『アキアジ』とも呼ばれる鮭は秋に良く食べられる事が多いのではないでしょうか。

食卓にも良く並ぶことも鮭は多いと思いますが、鮭を食べるとどの様な効果があるか知っていますか?

今日は『鮭の効果について』説明していきたいと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

鮭の旬について

効果を説明する前にせっかくですから『鮭の旬について』を鮭の成長から話していきたいと思います。

鮭は川で産卵し、孵化すると稚魚はほぼ1年間川に棲み、体長6cmくらいになると海に下がっていきます。

約4年で成魚になり、産卵のため9月から1月に自分が生まれた川に戻ってきます。

これを『回帰性』と呼びますが、有名なお話です。

では、この中で1番旨いのはいつでしょうか?

実は川を上る産卵準備期にはエサを摂らないので、その直前の夏に沿岸で捕れたものが1番旨いとされています。

鮭の語源もアイヌ語の『シャケンベ(夏の食べ物)』に由来しています。

・・・驚きませんか??(;゚Д゚)!

僕は『アキアジ』なので秋だと思っていましたが、実は旬だけで考えると夏なんですね!

でも、皆さんも秋に食べる事が多いと思いますが、それでも美味しいのが鮭!

そして秋には『イクラ』も食べれますから、本当に食べるにも釣りをするにもすばらしい魚だと思います。

鮭の効能

鮭は実は『白身魚』というのにも驚かされますが、サーモン・ピンクという言葉があるように、鮭の肉は赤くなっています。

これは、アスタキサンチンという赤色カロチノイドという成分によるものです。

この成分は、体を温め、かつ、引き締めてくれます。

そのため、冷え性、貧血、肥満の人にとっては、格好の食物という事になります。

この事から『サーモン・ダイエット』という言葉も生まれました。

栄養的にも、鮭の肉100gの中に、タンパク質21g、脂肪8.4gが含まれています。

また、タンパク質の吸収を良くするビタミンB2やB6も多く、鮭のタンパク質の吸収や利用効果が良いという根拠にもなります。

脂肪は、動脈硬化血栓を予防するEPAや、脳の働きを良くするDHAが多く含まれていますので認知症予防にも効果的です。

特にイクラや筋子には、老化防止若返りのビタミンであるビタミンEが多く含まれています。

ちなみに鮭の赤色の成分であるアスタキサンチンの抗酸化作用は非常に強く、同じ抗酸化作用があるビタミンEの100~1000倍に近いと言われます。

動脈硬化の原因として悪者扱いされる悪玉コレステロールLDLは、胆汁酸(脂質の消化)の原料などとして体には必要な成分です。

しかし、活性酸素で酸化されると本物の悪玉コレステロールになり、血管壁に付着したり、血管に詰まったりして動脈硬化の原因になります。

アスタキサンチンは、活性酸素を消去して本物の悪玉コレステロールの形成を防ぎますし、免疫細胞を活性化して免疫力の低下を防ぐ力はβカロテンやビタミンEより強いです。

さらにアスタキサンチンは体内で一部がビタミンAに変化するので、夜盲症予防、制癌効果、しわ・たるみ予防、骨成長作用も期待されます。

食品のエビデンス(科学的根拠)最上位に含まれる魚の中でもおすすめな『鮭』。

エビデンスについてはこちらのブログからどうぞ!

健康に良い食べ物を紹介!科学的に証明されているから妊婦・産後・子ども・障害者みんなにおすすめ!

たくさん食べられるのは秋ですので、ぜひ釣ったり買ったりして食べて下さいね!

鮭釣りなどのブログはこちらの関連からどうぞ!

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