【入院前経過①】がんの診断がつくまで

これまでの経過をお伝えさせていただきます。
ですが、あまりにも入院前の経過が長くなりましたので4つに分けてお伝えします。

入院前経過①では『がんの診断がつくまで』

入院前経過②では『がんの診断がついてから』

入院前経過③では『がんのステージや治療計画が決まる

入院前経過④では『入院前の出来事』

とさせていただきました。

異変に気付いた時期


2017年3月初旬でした。

右の頚部リンパ節(耳の下辺り)の腫れがひかないことに気付きました。

風邪や持病のアレルギー性鼻炎にもなっていないので不思議に思い、とりあえず家族でお世話になっている内科に行きました。

血液検査やエコー検査などをした結果、「腫れは1.5cmと大きくはなっているけど、形も大丈夫そうだし経過観察しましょう。腫れがひかない場合や増えた場合や他に症状が出たら耳鼻咽喉科に診てもらいましょう。」と言われました。

・・・大丈夫なのか?と疑問に思いながら3ヵ月くらい様子みることにしました。

しかし、全然腫れはひきません。
むしろ右耳が聞こえにくくなり、右の首にはだるさがみられるようになってきました。

他の症状も出て、さすがに不安になったので、アレルギー性鼻炎でお世話になっていた耳鼻咽喉科へ行くことにしました。

経過を説明すると「これだけ腫れがひかないのは何か原因があるのかもしれません。大きい病院で精査してもらって下さい。」とすぐに総合病院へ紹介状を書いて頂けました。

また、右耳に関しては「浸出性中耳炎になっています。原因がわからないので治してもまた聞こえなくなる可能性があります。」と言われました。

しかし、仕事中に話を聞き返すことが多くなり申し訳なく感じていたので、とりあえず対処療法にはなりますが、鼓膜を切開して浸出液を出して聞こえを良くしてもらいました。

診断がつかなくて悩んだ時期


はじめに伝えさせていただきますが、セカンドオピニオンはすごく大事です。これから詳しく伝えていきます。

紹介状を書いてもらった病院だし、きっと何かわかるはず!

・・・そう期待していた私でしたが、最初の総合病院では内視鏡検査、CT、エコー検査、病理検査(注射針)、血液検査では悪性の所見はないということになり、また2ヶ月経過観察にされてしまいました。

その時に医師から言われた事として「リンパの腫れは2cmです。細菌性かもしれないけど、年齢も若いので薬を飲まなくても自然治癒の可能性もあります。とりあえずは2ヶ月後にエコー検査など再検査しましょう。」ということでした。

この時の心境としては、色々検査もしてもらったし、病理検査でも悪いものはないみたいだし、とりあえず一安心をしていました。

しかし、2ヶ月経つ頃にはまた右耳の聞こえが悪くなり、今度は血痰もみられるようになったのです。

本当に…俺は本当に大丈夫なのか?

毎日ティッシュや洗面所などで出した血痰を見ながら何度も思いました。

そして、再受診した際にはCT、エコー検査に加え、血痰も出ていたので呼吸器内科で再度血液検査と肺もCTを行いました。

結果としてはまたもや『問題なし』でした。

しかし、リンパは周囲の筋肉にも癒着してるみたいで、CT画像上は境界線が見えなくなっていました。

また、血痰が出てるということで結核性の疑いもありましたが、肺結核ではありませんでした。

医師の説明では、リンパ節内に結核菌が直接常在する事で結核性リンパ節炎になっている可能性が5割、リンパ腫やサルコイドーシスなど他の可能性もあるとのこと。

そして、原因を調べる為に手術を勧められました。

しかも、「リンパ節と胸鎖乳突筋という首の筋肉が癒着している事もあり、リンパ節を切除するのがやや難しい手術になります。手が動かなくなったり、痺れが出るなどの後遺症も残る可能性があります。やらない場合は経過観察になります。」と説明されました。

・・・原因もわからないのに手術ですか?

私も家族も納得ができず、職場の上司に相談し、私が勤務している系列の総合病院で精査させていただくことにしました。

セカンドオピニオンによりがんの診断が確定した時期


セカンドオピニオンという事で最初の総合病院から検査データを頂き、足りない部分の検査を中心にまずは行うことになりました。

データをいただく時にはなんともあっさりでした。

正直、悔しかったです。

ですが、体の異変は続き、心境もせっぱ詰まっているので次の病院に期待することにしました。

次の病院で担当して下さったのは若めの耳鼻咽喉科の医師でした。

とにかく時間をかけて私の話に耳を傾け、丁寧に診察して頂けました。

その結果、左右の鼻から内視鏡で診た際に右の上咽頭(鼻の奥)という部分が腫れているとの事で病理検査(内視鏡鉗子)をする事になりました。

元々、粘膜がぼこぼこしている為、分かりにくいんだそうです。

その日の夜に気になって[上咽頭 がん]といったキーワードをインターネットで検索したら色々と症状が当てはまりました。

まだ検査結果は出ませんが、この時点で何となく悪い予感がしてしまいました。

後日、嫁も同席した際に『悪い結果が出ました。悪性腫瘍です。』と伝えていただけました。

・・・やっぱり癌か。

経過的には悪い結果でしたが、あきらめないでセカンドオピニオンで原因を探してもらって良かったと思いました。

続きは入院前経過②『がんの診断がついてから』へ

投稿者:

たろみち

簡単な自己紹介をさせていただきます。 病院でリハビリの仕事をしています。医療従事者としてはそれなりに健康管理をしてきたつもりです。 2017年11月33歳となり、子どもには恵まれ、妻のお腹の中にも3人目が出来て喜びの最中、癌になりました。 家族や仲間や応援してくれる方々の事を想いながら、前向きに上咽頭がんと治療後の副作用と向き合っています。 残念ながら2年後には脊椎に転移してしまいました。 2019年6月現在、転移性脊椎腫瘍と闘っています。

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